取り扱い技工物
コバルトクロム
優れた生体親和性を持ち、物性強度(250mp以上)も安定。貴金属に比べ価格が安価。
適応例 | 単冠・ブリッジ |
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形成方法 |
ディープシャンファー・ショルダー ※ナイフエッジの支台歯形成は不可 フェザーエッジ形成やアンダーカットは、ポーセレン築盛のために必要な切削量が得られないため、問題が生じることがあります。また、ディープシャンファー形成や90度ショルダーは、スキャニングで正確に読み取れないおそれがあるため、好ましくありません。 |
材質 | コバルトクロム合金を使用したメタル |
色 | 全メーカーのシェード対応 |
納期(目安) | 中4日 |
次世代のメダル「コバルトクロム」の可能性
金合金が歯科用材料として優れているのは言うまでもありませんが、金価格の高騰もあり、歯科医院様にとっては頭の痛い問題となっていると思います。そんななか、金合金に代わる材料として注目が集まっているのが「コバルトクロム合金」です。
金合金より高い溶解温度が必要になることや、硬度が高いゆえに加工が困難であることから、これまでコバルトクロム合金は金属床などでの使用にとどまり、クラウンブリッジの分野では避けられてきました。
しかし今、加工技術・設備の進化により、クラウンブリッジ分野においてもコバルトクロム合金が応用されるようになっています。コバルトクロム合金は、金や白金に比べはるかに安価。患者様に安定した補綴治療を提供するため、今後は欠かせない材料となっていくでしょう。
当技工所では、その可能性に着目し、コバルトクロム合金の技工物作製に力を入れています。そのために当技工所が導入しているのが、コバルトクロム合金の蝋着を得意とする「クアサープラス」です。
>>クアサープラスの詳細はこちら
プレシャス・セミプレシャス
優れた審美性を持ち、微妙な色合いを再現可能。ほとんど変色せず、強度・耐久性も充分。
適応例 | インプラント上部構造・クラウン |
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形成方法 |
ディープシャンファー・ショルダー ※ナイフエッジの支台歯形成は不可 フェザーエッジ形成やアンダーカットは、ポーセレン築盛のために必要な切削量が得られないため、問題が生じることがあります。また、ディープシャンファー形成や90度ショルダーは、スキャニングで正確に読み取れないおそれがあるため、好ましくありません。 |
材質 | プレシャス系を使用したメタル |
色 | 全メーカーのシェード対応 |
納期(目安) | ・1~3歯:中4日 |